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2017年12月9日土曜日

【ユーザ認証基盤】ファーストパーティーのCookieでユーザを識別する

◇データ戦略の第一歩はユーザ認証基盤の確立


GoogleではファーストパーティーのCookieを利用(参考サイトより)

  1. GoogleAnalyticsが、解析用に発行するCookieのオーナーは、Googleサーバではない。
  2. Cookieのオーナーは、GoogleAnalyticsのタグを実装しているWebサイトである。
  3. GoogleAnalyticsのCookieは、Googleサーバとの通信時には、送信されない。


ユーザベースの分析を実現するには

ユーザ認証には、ファーストパーティーのCookieを利用する必要がある。なぜなら、近年、サードパーティーのCookieは様々な理由からブロックされることが増えており、ユーザを一意に識別できないためである(Safariなど)。そこで、GoogleAnalyticsの手法を応用することで、ファーストパーティーのCookieにユーザを識別するIDを付与し、正確にユーザを識別する。ユーザを正確に識別することは、ユーザベースの分析を実現するには不可欠。従って、データ戦略の第一歩は、ユーザ認証基盤の確立にある。


◇参考サイト

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2017年12月6日水曜日

【トレジャーデータ】これまで執筆した備忘録のまとめ(2017/12)

◇トレジャーデータ備忘録一覧


2017年12月3日日曜日

【行動経済学】よく使う理論と自然と継続購入が続く構造の作り方

施策を考えるときに参考する行動経済学の理論と応用例

自然と継続購入が続く構造の作り方


  • 目標仮説

    • 人は目標を基準に行動する
    • 【例】需要が多いにも拘わらず目標を達成すると早めに仕事を切り上げる。また、需要が無いにも拘わらず目標を達成するまで遅くまで仕事をする。つまり、効率性よりも目標を基準に行動してしまう。
    • 【応用1】目標を固定化するのではなく需要に応じて効率的な目標を設定する。
    • 【応用2】平均より高めの目標を設定し、全体の購買構造を変える

  • アンカリング

    • 人は曖昧な情報に引きずられて判断する
    • 【例】8000万円の商品の話をされた後、100万円の商品が安く感じる。
    • 【応用1】本当に売りたい商品よりも高い商品から紹介する。
    • 【応用2】目標仮説と組み合わせる:極めて高い目標と高い目標を両方提示することで、高い目標のハードルを認知的に下げて達成数を上げる

  • 現状維持バイアス

    • 人は現在の状態を維持しようとする
    • 【例】毎年初詣に行く人は今年も初詣に行く。
    • 【応用1】過去の購買傾向から周期的な行動を特定し、その周期を参考にマーケティングをおこなう。
    • 【応用2】目標仮説とアンカリングと組み合わせる:目標達成者には特別の資格を付与する。そして、次回も目標達成するとその資格が継続されるようにする。これにより、継続して目標達成される構造をつくる


2017年12月2日土曜日

【データ戦略】3つの指針

現段階で考えているデータ戦略の基本指針

  1. 【原則】データドリブンではなくメカニズムドリブン
  2. 【施策】過去の傾向に最適化するのではなく理想の傾向が出るように構造を変える
  3. 【基盤】マスではなくパーソナルのデータを蓄積する

2017年12月2日現在