kepler.glのサイト画面 |
kepler.glを使ってコロナ対策の効果を分析したところ、テレビ、新聞、ネットのメディアから問い合わせや報道依頼が殺到。今も、土日返上で都内や全国の人流変化を分析しています。この記事では人流変化の可視化に便利なkepler.glについて簡単に紹介します。
◇kepler.glとは何か?
緯度経度などの空間データを可視化できるブラウザベースの地理情報システムです。開発はUber社がしており誰でもアカウント不要で利用することができます。緯度経度などを含むcsvファイルを用意するだけで空間データをマップ上に可視化できます。◇kepler.glの良いところ
- 緯度経度などを含むデータを用意するだけでとても質の良い図を描ける
- プログラミング不要
- 時間データがあれば動的な表現ができる
- ローカルのデータを読み込むためサイトにデータをアップする必要がない
- tableauとかにも利用できる
- 緯度経度だとログ数ベースだがH3というデータ形式のファイルを用意すれば範囲内のUUをマップグラフで表現できる(【BigQuery】都内の各地点のUUを前後の期間で比較するデータを集計してH3でケプラーで描画する)
◇注意点
- 密度や3D図での濃さや高さは、そのデータでの最大値をmaxとして表現してるっぽいので、異なるデータを比較する際は、予めそれぞれのデータに最大値となるログを挿入しておく必要がある。ただ、動画として表現するときは、時間単位に調整用のデータを差し込まないと調整データがない部分の高さが調整されない。その場合は、1分ごとに任意地点のデータを差し込むなどの方法がある(【BigQuery】1分毎に1レコード生成するクエリ)。
◇ケプラーのサイト
◇ケプラーでコロナ対策の人流効果を可視化した例(各種メディア報道)
覚えている限りですが下記のメディアで取り上げて頂きました。
- 【日経クロステック】「外出自粛」で渋谷の人出はどれだけ減ったか、データが示す新型コロナ対策の効果
- 【日経新聞】「外出自粛」で激変 行動データが示す渋谷の人出
- 【時事通信社】【コロナ影響調査】東京都知事による先週末(3/28,29)の「外出自粛」「隣接4県からの移動自粛要請」の効果は?
- 【シブヤ経済新聞社】外出自粛中の渋谷の人出、半減以下に リアル行動データで実態調査結果
- 【ITmedia】渋谷の人出が半減 外出自粛要請の効果、行動データで明らかに
- 朝日新聞社(朝刊:4月4日)
- ワイドスクランブル(放映日:4月3日)
- サンデーステーション(放映日:4月5日)
- サンデーLIVE(放映日:4月5日、4月12日)
- とくダネ(放映日:4月6日、4月13日)
- スッキリ!(放映日:4月6日)
- 真相報道バンキシャ!(放映日:4月12日)
- など
◇参考サイト
- Kepler.GLでまったくコードを使わずに全国の地価データを可視化する
- kepler.glを使ってみました
- 巨大な地理空間データをサクッと可視化できる、Uber社製オープンソースwebGIS「Kepler.gl」
- kepler.glで(バッド)オープンデータを可視化する
- BigQuery・Kepler.gl・Uber H3による空間情報分析の始め方
- 【前編】非エンジニアだけど人工衛星データを可視化して分析してみた
- 強化された拡張機能のセキュリティが公開されました。詳細情報 Tableau ダッシュボードの拡張
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