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2017年2月1日水曜日

【業界トレンド】行動変容に着目した新たなユーザベースマーケティング

新しく開発したユーザーベースのマーケティングモデルがクライアントに好評

このマーケティングモデルを簡単に説明するとユーザが購買に至るまでの行動変容を
  1. 混沌:漠然とした欲求を持つが具体化されていない
  2. 探索:自身の欲求を具体化するために探索している
  3. 具体化:欲求が具体化されている
  4. 商品発見:欲求を満足する商品を発見
  5. 購買:発見した商品を購買
の5段階に定義し、購買の3段階前の探索ユーザにアプローチして、行動変容を促進&潜在ユーザを掘り起こすというもの。ちなみに、この行動変容の段階は、時間を軸にした分析とネットワーク構造を軸にした分析から特定する。

既存のwebマーケティングと異なる点は、探索段階のユーザにアプローチすること。これまでマーケティングは、直近のコンバージョンが高い記事やコンテンツにバナーを貼る等の施策が主流であった。しかし、この方法では、欲求が具体化されたユーザ、すなわち、氷山の一角のユーザ層にしかアプローチできない。一方、本モデルを活用すれば、欲求が具体化がされる前のユーザにアプローチし、潜在ユーザを発掘することや行動変容を促進することができる。この点が、既存のマーケティングの方法と異なる点であり、評価を頂いている最大の理由となっている。

他にも評価頂いている点としては、探索状態のユーザに具体化情報をレコメンドするという考え方が、商品購買を促進させるだけでなくユーザのなやみ(欲求)を解決するという価値を生んでいるところにある。例えば、これまでのマーケティングでは、購買情報をもとに直接商品をレコメンドしていたため、すでに購入している商品、すなわち、ユーザにとって必要のない商品を薦めてしまうなどの問題があった。しかし、本モデルでは、購買よりも3段階前の探索状態のユーザをもとにし、なやみを解決する情報を商品情報よりも先に提供する。そのため、ユーザが求める情報を求める商品と共に届けることができ、本当の意味でのユーザバリューを高める可能性を秘めている。

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