2016年3月7日月曜日

【セミナー】データサイエンティスト育成ネットワークの形成 最終年度報告シンポジウム @東京大学


メモ
  • データ利活用の期待値、未来を生み出す感から莫大な富が生まれてくる
  • 実際、グーグルやアマゾンの時価総額はトヨタよりも高い
  • ただ、日本企業はデータの価値の大きさをまだ分かっていない

確かに…

自分がいるゲーム業界もデータをゲーム運営面でしか使っておらず非常にもったいない
おそらく問題は、データを活用した経営戦略を描けないこと
そうした経営戦略を描ける人が出て来れば日本のゲーム業界は劇的に変わると思う


4 件のコメント :

  1. 自分も参加してきました!
    内容をまとめてみました。

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  2. データサイエンティスト育成ネットワークの概要
    文部科学省は「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」事業をシステム研究機構、統計数理研究所に委託し、3年にわたりプロジェクトが進められてきました。本報告は本年度で最終年度を迎えるこのプロジェクトに関する報告のまとめです。

    取組の総括
    文部科学省の参事官榎本氏の話によると、大きく以下の3つのことに取り組んできました。
    ① 文部科学省、政府全体が人工知能、ビッグデータの研究に力を入れていく
    ② 理化学研究所に15億、JSTに40億を費やして、既存の事業を合わせた上で、一体的なPJとして進めていく。
    ③ データサイエンティストの人材育成に投資してきた。この分野の人材育成をこれまで以上に力を入れて取り組んでいく。

    報告内容
    Ⅰ滋賀大学のデータサイエンス学部創設について
    Ⅱデータサイエンティスト育成懇談会報告について
    Ⅲデータサイエンティストのスキル定義
    Ⅳデータサイエンティストのスキル定義
    Ⅴデータサイエンティスト育成ネットワークの形成


    Ⅰ滋賀大学のデータサイエンス学部創設について 竹村 彰通
    滋賀大学の学長である佐和氏は「より社会的要請の高い領域」への転換を促すという内容の文部科学大臣通知を受け取りました。それ以前にも学術会議『ビッグデータ時代に対応する人材の育成』に啓発されて、データサイエンス学部の創設を目指しています。
    滋賀大学では2017年4月に日本初のデータサイエンス学部の設立準備中です。学生定員100名、専任教員18名、特別招聘5~10名の体制で運営する予定です。また、2021年には大学院を発足させる予定です。
    海外では、特に米国がデータサイエンスを専門とする学部の創設が相次いでいます。

    Ⅱデータサイエンティスト育成懇談会報告について 北川 源四朗
    外国の大学では一般的に統計の学部を設けています。例えばオハイオ州立大学では150億円を投資しております。日本の投資金額をはるかに上回っている状況です。
    投資金額はアメリカより少ないかもしれないが滋賀大学の状況以下のようになっております。滋賀大学サイエンス学科では3つのモデルの人材を育成する予定です。
    ① データアナリスト型モデル
    ② データエンジニア型モデル
    ③ データ村サルタント型モデル

    さらに滋賀県に近い地域22校の4328人の高校生に対して行ったアンケート調査においては受験意向13%(562人)、そのうち入学意向91%(512人)です。
    定員の100名の5倍の数字です。
    また320の企業に対して調査を行った結果97%の企業がデータサイエンス学部を評価、90%の企業がデータサイエンス学部卒業生を採用したいとの答えをもらっています。
    データサイエンス学部の構想は高校、企業、他大学から評価される結果となりました。

    Ⅲデータサイエンティストのスキル定義 安宅 和人
    データサイエンティストに求められるスキルセットは3つあると考えられています。
    ① データサイエンス力:情報処理、人工知能、統計学などの情報学系の知恵を理解し、使う力。
    ② データエンジニアリング力:データサイエンスを意味のある形に使えるようにして、実装、運用できる
    ③ データエンジニアリング力:データサイエンスを意味のある形に使えるようにする。

    現在日本のデータサイエンティスト育成のあるべき姿は以下のようなピラミッド型になると考えられている。

    ① 業界を代表するレベル、50人程度
    ② 棟梁レベル 500人程度
    ③ 独り立ちレベル5,000人程度
    ④ 見習いレベル50,000人
    ⑤ 進入大学生500,000
    日本ではビッグデータ関連雇用が36万5千人分増えるのに対して、条件を満たせる人材は11万人程度しかないという発表があります。そして懇親会がもっとも深刻な問題と考えているのが、「棟梁レベル」の人材が育っていないことである。棟梁レベルとはチームを率いて、組織における美具データ利用活用を先導できる能力を持った人です。日本では分野を専門とするプロジェクトリーダーの指示に従って研究開発を行うことが多く、リーダーシップを発揮して、複数の分野の専門家とともに革新的な研究開発を進める機会が十分に存在していませんでした。
    日本において「棟梁レベル」の人材育成を目指し、主要大学で大学オンライン教材を整備して全国への波及を根ら手下ります。また、国家レベルでのプロジェクト推進、コンテスト開催、映像素材の充実を取り組んでいく予定です。

    Ⅳデータサイエンティスト育成ネットワークの形成 丸山 宏
    学生に参加してもらった重要な活動は以下の通りです。
    ① インターンシッププログラムの実施
    11の企業にお願いしてインターンシップを行いました。インターンシップするとともに合同説明会も開きました。実際のビジネスデータを使用して、学生たちに分析をする経験をさせました。

    ② ハッカソンの実施。
    エンターティメント系の企業にデータを提供してもらい、売上向上施策を行う。
    2日間で分析を行い、発表後審査員に採点してもらい、表彰をします。合計6大学が参加しました。


    Ⅴ特別発表(これからのデータ) 安宅 和人
    ビジネスにおいて一番大事なのは付加価値です。データの特徴としては、全量性、リアルタイム性が上げられます。ビッグデータと機械学習を活用してPDCAを回せる人が富を生み出すことができます。
     また、今までは人と金が経営資源とされてきたが、今後は人と金、データと人の両方を使用して、ビジネスを行う人が富を生み出すことでしょう。

    感想
    日本はデータサイエンティストの一人ひとりのスキルは高いと思いますので、
    そのスキルをもっといろんな分野で活用させることが必要ですね。データサイエンティストの育成では海外に遅れを取っているイメージがありますが、今仕事をしているデータサイエンティストにもっと活躍の場を与えることによって、次世代の育成にもつながると思います。

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  3. まとめありがとう
    活躍の場は確かに重要!
    現場の分析だけでなくデータを活用した経営戦略を策定するポジションをつくるべき

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